Blog
ブログ

空気が乾く季節|火が一気に燃え広がる秋冬の落とし穴

秋が深まると、空気が少しずつ乾いてきます。肌やのどの乾燥を感じ始めるこの時期は、火災にとっても危険な季節の入り口です。

火事というと冬のイメージが強いかもしれませんが、空気が乾く秋の後半から、火は着きやすく、燃え広がりやすくなっていきます。乾燥がなぜ火災につながるのか、意外と知られていない部分です。

乾燥するとなぜ火災が増えるのか

空気の乾燥は、火災のリスクを二重に押し上げます。

ひとつは、火が着きやすくなることです。空気や物が乾いていると、わずかな火種でも燃え始めやすくなります。湿り気のある夏場に比べ、乾いた秋冬は着火のハードルが下がっているといえます。

もうひとつは、燃え広がる速さです。乾いた紙や布、木などはよく燃えるため、一度火が着くと勢いよく燃え広がります。同じ火種でも、乾燥した環境では被害が大きくなりやすいのです。火が着きやすく、広がりやすい。この二つが重なるのが、乾燥する季節の怖さです。

秋冬は火を扱う場面が増える

乾燥に加えて、この季節は火やそれに近いものを扱う機会そのものが増えます。

暖房器具を使い始め、温かい料理のために調理の時間も長くなります。空気が乾くからと加湿器を使う家庭も増えるでしょう。こうした日常の一つひとつが、火災の種になりうる場面です。

見落としがちなのが静電気です。乾燥した時期は静電気が起こりやすく、条件が重なれば火花が可燃物に引火することもあります。普段は気にとめないような小さなきっかけが、乾いた季節には火災につながる可能性をはらんでいます。

燃え広がりを左右するもの

火災の被害がどこまで広がるかは、家の中の状態によっても変わります。

カーテンやカーペット、積み重なった紙類や衣類など、燃えやすいものが火元の近くにあると、火はそこを伝って一気に広がります。暖房器具のそばに洗濯物を置いていないか、コンロの近くに燃えやすいものがないか、あらためて見回してみてください。

ものが多く、片づいていない空間ほど、火が広がる道が増えてしまいます。日頃の整理整頓が、火災のときに燃え広がりを抑える助けになります。

広がる前に食い止める備え

火災の被害を小さくするには、燃え広がる前に食い止めることが何より大切です。

初期の小さな火であれば、消火器や水で消し止められることがあります。ただし、火がある程度の大きさになったら、無理をせず避難を優先してください。そのためにも、いざというときに外へ出られる逃げ道を日頃からふさがないでおくことが重要です。玄関や廊下にものを置きすぎていないか、確認しておきましょう。

火を消すことと、安全に逃げること。この両方を頭に入れておくだけでも、落ち着いて動けます。

消火器は「あるだけ」では意味がない

備えとして消火器を置いている家庭や職場も多いと思いますが、置いてあるだけでは、いざというとき役に立たないことがあります。

消火器には使用期限があり、古くなったものは正常に使えないことがあります。また、どこにあるか分からない、使い方を知らないという状態では、火災の瞬間にとっさに動けません。設置してある場所をあらためて確認し、期限が切れていないか、すぐ手に取れる場所にあるかを見ておきましょう。

店舗やオフィスなど、多くの人が出入りする建物では、消火器をはじめとする消防設備が正しく機能するかどうかを専門的に点検しておくことが欠かせません。乾燥し、火災が増える季節を前に、設備の状態を確かめておくと安心です。

乾く季節こそ、早く気づき早く消す

空気が乾くこれからの時期は、火が着きやすく広がりやすい季節です。だからこそ、火元に気を配り、燃えやすいものを近くに置かず、消火の備えを整えておくことが、被害を小さくする分かれ目になります。乾燥を感じ始めた今のうちに、住まいと職場を一度見直してみてください。

合同会社ワイオーテックでは、消防設備の点検を通じて、建物の安全を守るお手伝いをしています。「消火器や消防設備が使える状態か確認したい」という段階からでも、お気軽にご相談ください。

合同会社ワイオーテック
大阪府摂津市鳥飼和道2丁目8-1 101
受付時間:24時間365日対応
電話:072-648-7711
事業内容を詳しく見る
施工実績を見る
お問い合わせフォーム

»

トップへ戻る